FEATURE
JIN-BI 人美
第3回目のテーマは、『美人、不美人は男女の共通言語?!』
見た目格差〜社会の女と男『ブスがなくなる日』という著書をご存知でしょうか?
著者は「ViVi」「Voce」「ELLE JAPON」などファッション誌、美容情報誌に幅広く執筆活動を展開する、美容ジャーナリスト山本桂子さん。
彼女曰く、ブスの語源は「ぶすっとした表情」から来ているのでは?という痛烈な言葉から第1章がスタートするのですが、こんなにも見た目について深く、真実を突いた書籍に久しぶりに出会いました。

現在まで、顔のプロフェッショナルとして私は1万人近くの女性と触れてきましたが「見た目」についての悩みや問題意識は、年々、世の中の美容ブームの加熱と同調して右肩あがりなのは確かです。それも男女を問わず…

そういえば、とある地方のビューティイベントに出席した時でした。最前列に男性が数名。それだけで「世の中、変わったわね」と感じてはいたのですが、イベントが終了し最後のご挨拶の列に(私のイベントでは最後に必ず、会場の皆さんと1人1人お話する時間を設けています)その中の男性1人が並んでいらっしゃる。
「何をお話になるのかしら?」と思いつつ、彼の順番が。そして、彼の第一声。「男の見た目が仕事に影響する時代、僕らはこれから自分の見た目に、どうやって、何から気を配ばればいいんですか!」でした。「女性は化粧ができるからいいけれど」そんな心の声が聞こえてくるような体験でした。

また、こんな事もありました。「先生、女性になりたいんです!」ここまで来ると、私も無責任な事は言えず「良くお考えになって、でもご自分の人生ですから」とだけ述べたのを思い出します。何故かって?彼には妻子がいらっしゃいましたから。 とにもかくにも、男性のキレイへの挑戦はまだ始まったばかりです。そして女性も、キャリアがあって、仕事ができて、女として美しいは当り前の時代になりました。ただ、男性は前述の通り自分の見た目について、何から手を付けていいのか分からない。こんな状況の中で男性も、自分磨きの方法を模索しながら、頑張る時代でございます。長いあいだ美人、不美人は女子だけに課せられた「個人評価基準」でしたが、これからは、見た目の評価も男女平等?!なのでしょう。


題字:おとこ

「おとこ」。平仮名は女手(おんなで)とも呼ばれ、歴史上女性のものとされてきた側面を持つ。
平仮名で男性の女性化(中性化)を表現し、字を見切れてさせることで、様々なこと
がこれからはボーダーレスになっていくという意を込めています。
永島 吏枝子
FLATTER Editor in chief. 株式会社Know Who代表。
メイクアップアーティスト、ビューティーキュレーター、
本紙編集長と様々な顔を持つクリエイターとして幅広く活動を展開。最近では、
美容家のセルフブランディングを担うなど、
ライフプロデューサーとしても活躍中。
石川 徳仁
AisaryJapanLLC代表。書道家/花押師範。2010 東久邇宮文化褒賞授賞。
『日本人の特性を活かし、新たなライフスタイルを提案。世界をより豊かに』をミッションに、 伝統文化や工芸全般を海外へ発信。又、教育改革プロジェクト株式会社ラポール・
エデュケーション代表取締役を勤め、一般社団法人Hearth理事など
志の高い仲間と幅広い活動を行う。
MAGAZINE

次世代と女性美容家をサポートするビューティー情報紙FLATTER。世界に通用するプロフェッショナルの育成と機会創出を目的とした、美容情報誌です。

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本誌編集長、ビューティーエキスパートでもある永島吏枝子がお届けする『美についてのあれこれ』。書道家・石川徳仁氏とのタイトルコラボも必見!毎月1回の更新。

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